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角田光代さんの「森に眠る魚」
森に眠る魚を最近読んでいた。


今年初の読書ですな。
いやあ、初にしては、暗く重い内容で。

文京区幼女殺人事件をモチーフにして書かれたという、この小説。
1999年の事件だから10年も前の事件。
当時はかなりショックだったことを覚えている。

我が子が受験に失敗し、
合格した子供を持つママ友に嫉妬して・・・
ということだけで殺害したのではなかったのだと、
この小説を読んで色々考えさせられた。

小説の中に出てくる女性たちは
みんなどこにでもいそうな、
だれにでも当てはまりそうな人たち。

最初は仲良かったママ友だったはずなのに、
少しずつ歯車が狂い始め、
『お受験』をきっかけに相手に対する想いや
関係性が変わってくる。


誰が犯人になったとしてもおかしくないような。


子供は親の所有物ではない。

幸せの形はみんな同じなわけではなく、
それぞれに違うのだから。
気にしない、気にしない。
自分は自分、人は人。

・・・・わかっている、わかってはいるのだけれど。
そうは思っても、気になって気になって仕方ないのだ。

そのうち、相手の腹の中を探り、
疑心暗鬼になり、嫌な妄想が始まる。

始めは子供のために、
子供の将来のために・・と思っていたはずなのに、
肝心の子供は壊れていく。

一体誰のための・・・?
なんのために・・・?




・・・こういうのって、女の人特有なのかな。
どろどろしてて、痛々しくて。
それを一番受け止めて欲しい人、聞いて欲しい人は、
夫なのだと思うけど、
相変わらず、小説の中での夫の存在って希薄なんだよねえ。

角田さんって、女性の微妙な気持ち、
弱い気持ち、ねたみや嫉妬を抱く気持ちとか
描くのがすごく上手いなあと思う。



私は、この小説を読み終わったとき、
我が子がものすごく愛おしく感じたよ。

もっともっと思うところはあるのだけど、
何だか上手く言葉に出来ないや。


今日はこの辺で。


*ともちゃん*




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テーマ:読んだ本の感想等 - ジャンル:小説・文学

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